Bonsoir! 川古です。
2022年10月8日、9日に開催されたペルソナ25周年の集大成となる一大音楽イベント「PERSONA SUPER LIVE P-SOUND WISH 2022 ~交差する旅路~」。
感動と興奮冷めやらず、ずっとペルライロスが続いていますが、同じく参加された皆さんはいかがでしょうか(きっと同じはず!)
公式からも終演後の情報ツイート、写真の提供や関係者の方のリツイート共有等してくださってますね。
僕はというと、終演後はDAY3、DAY4と配信を観たり、LJアニキのTwitterで振り返り配信同時再生Spaceに参加したりと浸っております。
いやぁ、何度でも配信アーカイブ観てしまいますね…
当初はVIPのセット内容に含まれているのを見て、おまけ程度に考えていたんですが、今にしてみれば本当にありがたい。
シンプルに音楽としても聴けますし、観たいシーンはそこまでスキップして流してみたり。
期間限定で終わってしまうのが惜しまれます。
Blu-rayが出た際は、仕様や特典にも期待したいでっす。
といったところで、後半は公演内容、楽曲について感想を綴っていきたいと思います。
よろしければ、前半の記事もご覧いただけますと幸いです。
長文駄文になりましたら申し訳ないと思いつつも、この好きという気持ちがもっと広がっていって、もっともっと盛り上がっていったら嬉しいです!
ペルソナを愛する全ての者たちよ、準備はいいか~!
本当に準備はいいのか~!
手前のみんな、準備はいいか!後ろのみんなも準備はいいか~!
よぉし!野郎ども、いくぞ!!(平田さん風味)
※記事内の画像については、基本的に公式で共有された権利表記のあるものです。ステージホール内での撮影等は一切しておりません。
セットリスト&キャスト(再掲)
今回は新たにP5R(ペルソナ5ザ・ロイヤル)とP5S(ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズ)の楽曲が本格参入!
スピンオフ作品も含め、シリーズを総括したようなファン垂涎のセットリストになっています。
キャスト陣についてはおなじみの方々が名を連ねており、恐らく過去最多の参加数。
主役となるシンガー、Lyn(稲泉りん)さん、川村ゆみさん、Lotus Juice(アニキ)さん、平田志穂子さんに加え、新規メンバーも。
ダンサーからはP5HERO役として小林駿太さん、芳澤かすみ役あらおゆりかさん。
そして舞台版P4U2でもP4HEROを演じた南圭介さん、更にはサプライズ登場した久慈川りせ役のSachiさん。
バンドメンバーには、アトラスサウンドチームから新鋭、小西利樹さん、喜多條敦志さん、小塚良太さんも参戦されています。
幕張メッセを熱狂(心の中で)に包んだ精鋭たちに、改めて拍手を送りたいです!
PSW2022 -DAY1-
開催日時:2022年10月8日(土)開場16:00/開演17:00
メイン楽曲構成:P3、P5R
今回は2DAYSかつ初の土日開催ということで、これまでの平日開催と比較してスケジュール等合わせやすかった方も多いんじゃないかと思います。
会場となったのは、幕張メッセ国際展示場8ホール(隣接する7ホールは物販スペース)。
早めに入場しましたが、会場内は既に観客でぎっしり、BGMは勿論ペルソナの楽曲たち。
僕はVIP参加だったため、客席の合間を抜け、せり出した中央ステージを囲む最前ブロックへ。
辿り着いた初日席は…なんと!下手側、奇跡的に舞台に面した最前列でした!
右手側がフリーだったのでゆったりも出来て良かったです…ありがたや…ありがたや…
場内アナウンスとオープニング
開演の20~30分前の頃合いに、場内に響き渡る謎の金属音。
それはライターの開閉音で、流れてきたのはペルソナ2・罪の主人公、周防達哉(CV.子安武人さん)の場内アナウンス。
ここではライブ観覧上の注意事項をキャラのニュアンスたっぷりに解説してくれました。
罪・罰ファンにはたまらないものとなったのではないでしょうか。
そこから更に開演5分前には、P5よりモナことモルガナ(CV.大谷育江さん)のペンライトの使用解説ナレーションが。
この時点でもう来場客の胸は期待ではち切れんばかりだったことでしょう。
そして客入れラスト曲となる「巌戸台分寮」の音量が上がり、徐々にフェードアウトし暗転。
(この手法は舞台でよくある基本演出ですよね)
拍手とともに奥のモニターには、ペルソナを象徴する蝶がはばたき、シリーズカラーの線がクロスしていく…キービジュアルの淡い空を背景に、シリーズのゲーム映像と主人公キャラクターのシルエットが映し出されます。
ここで使用されたBGMはP5の人気曲「Swear to My Bones」。
ゲーム体験が思い出され、この時点で僕は半泣きでした…
たゆたう蝶が行きついた先に出現するPSW2022のロゴマークが輝き、始まりを告げます。
ついに幕開けとなったペルソナワールド
暗闇の中からサスで照らされ、力強いアカペラで現れたのは、キラキラの衣装を身に纏ったP5シンガーのLynさん。
伸びやかなシャウト、マイクパフォーマンスから3年ぶりのペルライがついに開幕!
一曲目となるP5RのOP主題歌「Colors Flying High」からスタート。
会場はキーカラーとなる赤いペンライトで染め上がります。
この曲は過去にもミニライブ歌われていたりしましたが、ペルライの大舞台で披露されたのは初めて。
ついに来たんだな!という爽快感で満たされました。
Lynさんは全体通しての積極的なマイクパフォーマンスで、会場を盛り上げてくれました!
(跳べ!とか、後々にはLynちゃんずブートキャンプと呼ばれるほどのダメージが(笑))
各メンバーが身に付けている衣装も見所の一つ。
シリーズカラーのペンキを散りばめたパンクで前衛的なデザインにも刮目!
ダンサーのキャラクター衣装や小道具も非常に細かく作られていました。
次に現れたのは、月光館学園制服風の衣装に身を包んだ川村ゆみさん。
歌唱するのは勿論この曲、P3のOP「Burn My Dread」。
シリーズ一連のムーブメントを形成したといっていいP3の伝統ある曲ですよね。
ここでは会場が青い光に包まれていきます。
また炎を使った演出で情熱や闘志が表現されているようで、視覚的にも豪勢でしたね。
OP曲の次は「Want To Be Close」、P3の日中の日常曲です。
ここでついにペルソナダンサーズが登場します。
現れたのは、伊織順平役のYU JURRYさん、岳羽ゆかり役宮崎あゆみさん。
登場の仕方から二人の関係性が垣間見えて面白いです。
そして山岸風花役、Smile 紗季さんと、P3HERO役の石岡貢二郎さん、更に荒垣真次郎役の城間ツカサさんも交わっていきます。
日常曲に合わせて、朝の登校を眺めているかのようなシーン作りが軽快で微笑ましい。
元気な順平、心配性な風花やマイペースなP3HERO等…
それぞれの所作が細かく、本当に、まるでキャラクターがそこに現れたかのように錯覚するんですよね。
続けて繋いできたのはP5側の日常曲「Tokyo Daylight」。
騒がしくも朗らかな東京の街並みを感じるテンポのいい楽曲です。
まず颯爽とソロで現れたのは、P5HERO役の小林駿太さん。
そこから高巻杏役の植竹奈津美さん、喜多川祐介役のyou-Zさんのペア。
祐介は映像含め拝見するのは初めてで、二人の絶妙な絡みも見せていただきました。
そして華麗な舞いとともに芳澤かすみ役のあらおゆりかさんも合流し、ここでもペルソナの良き日常シーンを表現されていました。
あらおさんは前回PSS2019にサプライズ出演をし本格参加
映像で観てから、生で拝見出来ることをずっと楽しみにしてました
いやぁ…素敵で見蕩れてしまいます…とぅんく!
事前に過去P5HEROをやられていたKAZOOさんが出られないと知って落胆していたのですが…
半ば諦めていたP5の顔とも言える主人公が登場してきたのは驚きでしたね。
小林さんも素晴らしいパフォーマンスをしてくれて、大満足でした!
舞台の中央上部モニターには実際のゲーム背景やアニメーション、プレイシーンが映写。
こちらが合わさることで、視覚的効果がより高まり、個々の感動体験が想起されるんですよね。
またサイドのモニターでは演者にスポットを当てたり、離れた観客への配慮も感じました。
PSW限定アレンジとOPトーク
5曲目、眩しいレーザーライトの放出から アニキことLotus Juiceさんがクールに昇降機から参上。
川村さん同様、現在のペルソナを形作った歴戦のシンガー・ラッパーです。
最初に披露してくれた曲は、劇場版P3の主題歌「Fate is In Our Hand」。
ここでもブルーペンライトの波と縦ノリ縦ノリ、独特なグルーヴ感が特徴的なナンバーです。
いつも思うんですが、ラップで歌詞の情報量すごくて、どうやってコントロールしてるんだろうなぁ。
綺麗なフィニッシュをキメた後、続けざまに「Beneath the Mask(PSW2022 Special Remix)」。
P5の代表的な曲であり、PSWオリジナルのアレンジが施された特別な曲。
センシティブなバンド演奏、Lynさんの表現力…
アップテンポなのに、原曲の雰囲気にも増して艶やかさがプラスされています。
ズンチ!ズンチ!ズンチ!
また、ここで初めてVIP撮影時のバックグラウンド映像が使われたのですが、あまりに自然で最初幕張会場の映像だと錯覚しました(笑)
そしてP5HERO役でKAZOOさんの映像登場、嬉しいですね。
演奏が終わり、ここでステージトークのターン、川村さんとLJアニキも改めて登壇します。
オープニングが終わり、ここからが本番といった感じですね!
挨拶と自己紹介、アニキの嬉しい配慮で、大明神こと目黒将司さんを拝ませていただきました!
ついに生で…感涙です(笑)ご利益あれ!!
≪ 目黒さん ⇒ ノーリスニング ⇒ 天才 ≫
ペルソナサウンドの大黒柱、我らが大明神こと目黒将司さん。
アニキのお話で聞いたのですが、実は音楽を全然聴かないらしいんです。
曰く「影響を受けてしまうから」とのこと…やはり天才だった!
バトルバトルバトル!ここからが本番だ!
トークが終わり、攻め攻めブチ上げのこの曲「Take Over」で改めて戦闘開始!!
P5Rのチャンスエンカウント曲、ずっとずっと生で聴けるのを楽しみにしていました。
超ぉぉぉかっこいいんですよ!本当に。
ここで全身の細胞が弾け飛びましたね!!
更に新たに、P5におけるベルベットルームの住人であり双子の看守、ジュスティーヌ(かすがまりさん)&カロリーヌ(能登有沙さん)もイン!
後半サビで中央ステージにダンサーズが集まってきた時は、所狭しなスペースでバランス良く踊っていることにも驚き。
あとスモーク演出があったのですが、近すぎてずっと「ブシュ―!ブシュ―!」と鳴っていました(笑)
ジュスカロも過去のライブ映像で拝見してからずっと観たいと思っていて…感激です。
小柄なのにダイナミックな表現で、アニキいわく「小さいのに小さくない」とのことです!
お次は言わずと知れた「Mass Destruction」、川村さんとアニキのダブルアタックです。
ベイビベイビベイビベイビ!!
P3の戦闘曲であり業界に革新を起こしたこの曲は、今日までに一体どれだけ演奏されてきたんでしょう。
それぞれが個性を振り撒き、楽しんでいる様子がうかがえます。
風花はナビタイプのペルソナ使いですが、ちゃんと合わせた振り付けになっていたり等、芸が細かい!
そして歌い手とダンサーが絡んでいくのも最高で笑顔になれますよね。
しかしP5も含めて、クールな役どころの方は特に口を閉じながら踊っているのに息が整っててすごい…。
そこからまだまだ休ませてはくれません、P5Sの戦闘曲の一つ「What you wish for」。
タイトルのネーミングもスタイリッシュさを感じますよね、キーボードとストリングスが熱い曲。
この辺りまでテンション上がり過ぎて肩とか腕とかバキバキでした。
ところでこの曲含め初日にもP5Sの楽曲があるのですが、どういった意図だったんでしょうか?
気になります。
この辺りで一旦ダンサーズは下がっています。
違和感なく演者の入れ替わりや休息に配慮するのも重要。
セットリスト・曲の運び方も、演出との相互効果と合わせてよく考えられているなと思いました。
(バンドの方はある意味一番大変!)
怒涛のラッシュから、P3より「Deep Breath Deep Breath」、アニキのソロです。
文字通りようやく深呼吸出来た感じ(でもない…?)、この曲も毎回と言っていいほどセットリストに組み込まれてきますよね。
パートが無い時にペンライト振ってくれるヴァイオリンのMIZさんとサックスのハラポンこと原田知斉さんが可愛い!
そして「Last Surprise」、P5から一貫して使用されている代表的な戦闘BGM。
これも作風を前面に押し出しており、大人っぽくて雰囲気ありますよね。
ダンスのスタイルも曲の波長に溶け込んでいる!
親の声より聴いた曲だよ(意味不明)
からの「Wiping All Out」は、P3P女主人公版の戦闘曲。
影時間を思わせる背景に中央下段のモニターには歌い手である藤田真由美さんの姿がッ!
さながらその場にいるかのようで、衣装もライブ特製のものを着ていらっしゃいました。
僕は女主人公でのプレイはしていなくて造詣は深くないのですが、これは感慨深い方も多かったのではないでしょうか。
現地でのご出演はされませんでしたが、こうしてシンガーが一同に会したのは夢のようですね。
暗転後、華麗なヴァイオリン演奏とともに始まったのは「Axe to Grind」
これもP5Sの戦闘曲。
余談ですが、これ「腹に一物を抱えている」とか「下心」とかって意味なんですね…
斧を振り抜け!とかそんな意味だと思ってました(笑)
What you wish forとはまた違った、P5に合った蠱惑的な魅力がありますよね。
ここではP3&P5HEROが登場しましたが、ここでもVIPバックグラウンド映像とリンクします。
何気に撮影時のミニライブで先行披露された曲は、本番で使われることが解っているので、読めるといえば読めるんですよね!
そのままシームレスに挿入されたのは、P5戦闘終了後のリザルトで使われる「勝利」。
画面に映し出されたのは、作品UIを用いた名前入りバンドメンバー。
ここではメンバー紹介と演奏を兼ねた粋な演出が組み込まれており、まるで一連の戦闘が終了したかのような移り変わりも乙でしたね!
ここ、本公演での個人的な激推しシーン!
こういう映像使った紹介手法大好きなんですよね!
ここでもパートのない方や、バンドマスターの小林さんもペンライト振ってくれたり、各々の楽しい雰囲気が伝わってきて最高でした。
ドラムスの佐藤大輔さんは基本ずっと叩いているので超ハードワーク(笑)
頻繁に奏でられるバンドメンバーのソロも必聴です。
新曲含め、激しいものからセンチなものまで柔軟に対応する技巧。
基本的に出ずっぱなので、ある意味一番の功労者でもあるバンドチーム…
声は出せませんでしたが、皆さんには本当に喝采を送りたいです。
DJタイム -シリーズ原点の奔流-
バンドメンバー紹介の後は、何やら怪しげなBGMとレトロな4:3アスペクト比の背景画面が…
ここからはDJ WAKAさんの白熱DJタイム!
光と色彩が交錯するエフェクティブな映像に合わせて、刻まれた楽曲群は「女神異聞録ペルソナメドレー」。
神話覚醒→パンドラ邂逅→死線→ダンジョン~セベク地下研究所→セベク都市→街1異変後
→雪の女王のテーマ~メイン→雪の女王編グッドエンディング→通常戦闘(ATLUS Konishi Remix)と、幕張メッセを揺らしていく。
僕は僭越ながら2までは未プレイのため、詳細は知らないのですが、サントラやイベントで幾度となく耳にしてきたメロディーも多かったですね。
ボーカル入りBGMとなった奔流は、P3から。
初期の音源はDJリミックスと相性も良く、派手に生まれ変わります。
25周年は伊達じゃない、ちゃんと古参のファンにも納得いくラインナップに仕上げているところは流石ですね!
最後にはアトラスの小西利樹さんが登場し、シンクロしていく。
大舞台に立って演奏するのは初めてらしいのですが、そうは思えない堂々たる姿勢でギターをかき鳴らしまくっていました!
以降から小西さんもバンドメンバーの演奏に加わることになります。
僕も1、2やらなくちゃ!
リマスターorリメイク出たらいいなぁ
物語は後半戦、クライマックスへ
アドレナリン放出しまくりのDJタイムが終わるも、休む暇なくギターの重厚なイントロが。
クライマックスのボス戦で使用されるバトルBGM「Rivers In the Desert」とともに再度ダンサーズ、否、心の怪盗団が現れます。
危機感と闘争心を煽られるようなコード進行が特徴的ですね。
またこの曲が使用されるシーンは、P5主人公であるジョーカーの因縁の対決の場でもあります。
特に小林さんの表現にも力が入っているように感じましたね!
ちなみに余談ですが、原作でこの曲が流れるシーンの祐介
めっちゃかっこいいんですよ
あと改めて見て気付いたんですが、ジュスティーヌ&カロリーヌって片目に眼帯してるけど見えてるんですかね。
僕も片目隠して舞台上動いてみたことあるんですが、結構大変というか、危ないんですよね…
演奏もとい戦闘が終了し、切なげな旋律が始まる。
アンドウヒデキさんの導入エレピとともに暗闇から現れたのは、P3の人気キャラクター荒垣真次郎を演じる城間ツカサさん。
曲目は「One Determination」、劇場版P3の緊迫したシーンで使用された曲です。
アニキのTwitterで聞いた話で、ここで城間ツカサさんが口パクするんですが、どうやら「アマダ」って言ってるようで…原作知ってるとギャン泣き必至ですね!
(ここ、後日改めてSpaceでツカサさんの言質とれてました(笑)天田君…)
途中から激しくアップテンポな曲調になり、アニキのラップと川村さんの魂を込めた歌声が交わり超絶かっこいい。
そして個人的激熱シーンでもある、順平のソロダンスから挫ける順平に手を差し出すゆかり…
キレッキレの動き、原作がまたいい所なのも重なって、鳥肌ものでした。
曲のラストでは銃型召喚器を手に持ち、各々が構えるのですが、ちゃんとキャラの構え方に合わせていてここも感激しましたね。
とりわけ迫真の演技が見られる一曲だったと思います!
今回、中央ステージの床面もモニターとなっています。
(現地の観客の位置では高低差の関係で、直接は見られませんでした)
これが上部カメラから見た際の演出にも一役買っているんです。
これは映像配信だからこそ注視出来るメリットというか、特殊な試みですよね。
物語の時系列が流れるように、セットリストもクライマックスに合わせている様子。
次はP5Rのラスボス曲「Throw Away Your Mask」、これを聴くと胸が痛くなってきます…
ここではP5HEROが舞台上段でジャンプすると同時に、下段にある画面映像の中に入り込むような視覚的トリックが見られました。
更に映像内ではP5Rのキーパーソン、明智吾郎が3Dキャラとして登場し、P5HEROとのコンビで踊る場面もあり、非常にエモーショナルに仕上がってました。
明智のモーションアクターを担当されているのは、片山千穂さん。
P3の桐城美鶴やP4の白鐘直斗も担当されており、過去のBlu-ray等では拝見しました。
今回はご都合により現地参加はされなかったようですが、また別の機会にお会いしたいですね!
続くのは同じくP3のラスボス曲「Burn My Dread -Last Battle-」。
こちらではP3HEROとアイギスが登場し、前曲とは逆に映像⇒リアルへと、下段舞台に仕掛けられた昇降機からP3HEROダンサーが画面から出てきたかの如く出現。
P3のラストバトルを再現した演出で魅せてくれており、剣を使った振り付けも驚きでしたね。
ただここアーカイブ観て気付いたのですが…
P3HEROが床についている手が映像と逆で、
惜しいなと思ってしまいました!(すみません)
20曲目に僕らを待ち構えていたのは、 P5Rの非常に重要なシーンで流れる神曲。
もう一つのLife Will Changeとも言える「I believe」。
これが使われる場面ではプレイ中思わず手を止めて見入ってしまいました…感極まりますって!
甦る記憶とアンコール~あの曲でフィニッシュ!
最高に盛り上がったところで曲が終了し、Lynさん、川村さん、アニキが集合。
マイクトーク&改めてバンドメンバーの紹介がありました。
リードギターの浜口さん、ベースの黒田さんも愛嬌があって素敵なんですよね。
そしてここで初日の記念撮影が行われ、(名目上)最後の曲紹介へ。
初日ラストに相応しい曲、そう、感涙必至の川村ゆみさんによる「キミの記憶」です。
この曲もライブで使用されて長いと思うんですが、歌い手からすると本当に難易度が高いそうなんですよね(笑)
最後の方のサビは観客が合唱するというのも恒例だったのですが、今回はご時世の関係で“心の中”で歌う形式に。
宙からは桜型の紙吹雪が舞い落りてきて涙を誘いました。
この桜は記念に拾って持ち帰りました!
ちなみにロゴ入り、発泡スチロール製です(笑)
≪ アニキ ⇒ コロナへの配慮 ⇒ 気遣いの人 ≫
クライマックスで舞い降りてきた桜の紙吹雪。
アニキが手裏剣のように客席に投げるようなシーンがありますが…
実はこれ、投げるフリをしているちょっとしたファンサービス。
感染症の観点からわざと失敗しさせていたそうです。
流石の遊び心!(流石はきのこの山派!)
ここでイイ感じに終わり、とはならないのがライブの醍醐味。
観客の拍手は続き、アンコール…の前に、その前にちょっとしたグッズ宣伝タイム。
小粋なトークもよきところで、アンコール一曲目はP3DのOP曲「Our Moment」から。
ダンサーズも結集し、ダンシングなだけに親和性は抜群でしたね。
続くこちらも楽しげな曲「Deep Breath Deep Breath(Burn My Dread -Reincarnation: Persona3)」。
ちょっとだけノッてくれる荒垣先輩や、メンバー皆にフリがあり、最後に任されたのに尺が足りず踊れなくていじけるP3HEROがなんともチャーミングでした。
劇場版アニメの集合写真が画面に映し出され、演者たちとリンクし演奏終了、暗転していく…
神々しい無垢な白い光に照らされ、切ないピアノで流れてきたのはP5RのED曲「僕らの光」。
リリカルで胸が締め付けられる本楽曲は、オリジナル版の「星と僕らと」とはまた違った趣のある人気ナンバーです。
巷の考察では、某キャラクターの心情を歌った曲なんだとか…。
しっとりと、情熱的に歌い上げたLynさんの歌唱に僕も涙しました。
気持ちの昂ぶりが抑えられぬまま暗転し、モルガナのアナウンスが流れ始めます。
今度こそ終幕…と思われたが、だがしかし!
コロマル(鳴き声アナウンス)も登場し「まだライブは終わりじゃない」と、再アンコールを頂戴したとのお達しが!
再度沸き上がる会場、しんがりを務めたのはフィナーレに相応しいこの曲「Life Will Change」!!
P5を代表するといっても過言ではない最高峰のアップチューン!
(公式「DJモルガナ~ みんなで選ぶP5R毎日楽曲ランキング」でも見事第一位に君臨しました)
超絶クールなギターリフのイントロからスタート!!
そうです、これをやらなきゃ始まらない!会場の気分と想いは最高潮に!!
『世界』は彼らに盗まれる。
メンバー総出で大集合し、会場は大いに盛り上がっていく。
そしてカーテンコールを迎え、大盛況のままに初日は幕を閉じました。
これが聴けて本当に良かった…!
最後の最後にはP3~P5主人公(石田彰さん、浪川大輔さん、福山潤さん)のアナウンスもあり。
DAY2のメインとなるP4へバトンタッチする様子がボイスドラマで描かれました。
また明転後、画面には初公開となる描き下ろしのリマスター版キービジュアルが出現。
ファンへのメッセージとともにシリーズ主人公が一同に会したイラストに、多くの人が声をあげていました。
PSW2022 -DAY2-
開催日時:2022年10月9日(日)開場14:00/開演15:00
メイン楽曲構成:P4、P5S
DAY1でのハッスルからマッスルペインと疲労感を抱え(そんなの関係ねぇ!)いざ再度幕張へ。
DAY2はDAY1よりも早い開演だったため、早々にステージホールへ入場しました。
DAY2は上手側の中央より少し舞台寄りくらいの座席
いずれにしても違った視点で楽しめました!
この日の場内アナウンスはDAY1のP2繋がりで、P2・罰の主人公である天野舞耶(CV.矢島晶子さん)が担当。
明るい案内で会場も心なしか前日より賑やかになった感じ、これもポジティブシンキング?
5分前の方はP4より色欲の猛獣ことクマ(CV.山口勝平さん)が解説、ぷりちーなレクチャーで楽しませてくれました。
そして本日の客入れラスト「Heartbeat, Heartbreak(TOWA TEI Remix)」が流れ、暗転。
オープニング ようこそ ベルベット・ルームへ…
画面に映し出されたのは、ペルソナシリーズにて重要な役割を果たすベルベット・ルームの住人イゴール。
シリーズを通して登場する長い鼻の彼は、これまで主人公のペルソナ使い達を助けてくれました。
ここではベルベットルームの歴史の変遷が解るゲーム画面と、前日とは打って変わってポップな雰囲気。
使われていたのは、ベルベットルームのあの曲、僕らが何度も耳にしたペルソナのテーマ曲ともいえる「全ての人の魂の詩」のアレンジ版。
イゴールの顔が分裂して画面いっぱいに表示される場面では、周囲から笑いが起きていました。
小気味いいリズムに皆さん手拍子していましたよ!
ペルソナに並みならぬ情熱を傾けた人々が集まるこの場所は、ある意味精神と物質の狭間、夢の世界なのかもしれません。
元気よくDAY2がスタート
PSW2022のロゴが煌めき、スーパーシンガーLynさん登壇。
開始された一曲目は、DAY1と合わせてきたか、オリジナル版P5のOP「Wake Up, Get Up, Get Out There」。
祭の二日目の開幕に相応しく、スーパーバンドチームの演奏が特に際立つ編曲です。
赤く染め上げられた会場から元気にスタートしたDAY2、2曲目は予想出来たでしょう。
この日の目玉といってもいいタイトル、P4のOP「Pursuing My True Self」。
カラフルな衣装に身を包み、平田志穂子さんが笑顔とともに歌い上げます。
前日は観客としてライブを楽しまれていたという平田さん。
オケコンやVIP撮影で拝見していましたが、僕もペルライの舞台でお会い出来てよかったです。
ちゃっちゃ、ちゃっちゃー♪
P4Aのアイキャッチでも使われたフレーズが耳に残ります
う~ん、実にリッチな朝抜きパセリでした(わかる人にはわかる?…)
OPをキュッとシメてくれた後には、DAY1に倣い日常パートの流れへ。
MIZさんの伸びやかなヴァイオリンから奏でられるのは「Your Affection」P4晴れの日常曲です。
早速姿を現したのは、初日で祐介役だったyou-Zさんが花村陽介として、まさかの自転車に乗っての登場です(そのまま突っ込んだりはしませんでした(笑))。
そしてカロリーヌ役の能登さんは堂島菜々子(菜々子マジ天使)役、クマも着ぐるみ姿で愛らしく登場。
更になんと!初お目見えとなる里中千枝ちゃんも!!まさか生で回し蹴りを見られるとは…これは嬉しい!!
演じるのはジュスティーヌも兼ね役している、かすがさん
流石ですね、もはやさすがさん!(意味不明)
後半では、番長ことP4HERO役の南圭介さんが相棒である陽介と握手を交わします…エモい!
曲終わりの決めポーズでは、拳を握る公式イラストに合わせていて、これも密かなこだわりを感じました。
世界は交差し、P5サイドではDAY1と同じく「Tokyo Daylight」、ただしこの日はダンサー無しでの歌唱&演奏でした。
続けてP4の夜間日常曲「Signs Of Love」、日々の疲れを感じつつも、P4らしいポップさが強調された名曲ですね。
お次はこちらも同じくDAY1共通「Beneath the Mask(PSW2022 Special Remix)」。
ただDAY2はVIP映像ではなく、ダンサーによるパフォーマンスver.での演目となりました。
また注目したいのが、順平役だったYU JURRYさんがここから坂本竜司を演じています。
更に風花役のSmile 紗季さんは奥村春を、ゆかり役の宮崎さんは佐倉双葉へチェンジ。
お二方はずっとBlu-rayではおなじみの役で、生で観れたのは心躍りましたね。
異常なほどの再現度の高さには目を奪われてしまいますね
流石は心の怪盗団!
DAY1とDAY2で重複するセットリストもありますが、内容が少し違います。
片方しか参加出来ない人への配慮や、両日でも差を楽しめる工夫があるのは嬉しいところ。
舞台は生もの…同じものは二度と誕生しません。
一度きりの雰囲気や空気感を楽しんでみるのも乙ですね。
新曲!新キャラ!!大興奮!!!
Lynさんと平田さんが合流し、OPトーク。
若干ぎこちない?MC二人のやりとりが微笑ましいです。
そして話をふられた安定の目黒さんも世間話スタート(笑)
場を任された平田さん、繰り出される7曲目はキタキタキタ!
「Reach Out To The Truth -First Battle –」
P4の歴史ある大人気曲、最高にゴキゲンな一曲です。
ダンサーズもちゃんとメガネをかけて飛びます跳ねます!
最初着ぐるみで現れたクマでしたが、ここでは中央モニターに3Dの姿でダンシング。
そして顔がパカッと割れたと思ったら…舞台上段にはなんと!“生やしたほう”のクマ(熊田)が!!
陽気に手をふる熊田は、P3HEROも務める石岡さん、キャラ違いすぎてスゴい!
平田さんにエスコートされ(?)中央ステージまで招かれる熊田、つい視線が持っていかれました(笑)
P4楽曲のライブとの親和性高すぎ!
気持ち良すぎだろ!
テクニカルなギターイントロの8曲目は「Daredevil」!
P5SのLife Will Changeポジションともいえるハイテンションナンバーですね!
浜口さん&目黒さんのギターソロ、黒田さんのベースも光りまくります。
この曲のベースラインも大好きなんですよね。
そのままの勢いで背面PQ2のOP映像とともに演奏が開始されたのは「Remember, We Got Your Back」。
PQ2のP4用戦闘曲となるこの曲、僕もQシリーズではP4サイドの曲お気に入りだったりします。
ここではPQらしく、ダンサーズもP4&P5が織り交ぜられ、原作をプレイしているとついクスッとなってしまうキャラ同士のやり取りも。
モルガナの着ぐるみまで来て、それぞれの個性で賑やかに盛り立ててくれていました。
≪ 平田さん ⇒ チーズ蒸しパン ⇒ 可愛い ≫
平田さんが稽古場でイヤモニケースから蒸しパンを取り出す裏目撃情報アリ!
真相は、差し入れのチーズ蒸しパンを発見した平田さん
↓
後で食べようと思い、空になっていたイヤモニケース内に確保!
というなんとも可愛らしいエピソードだったようです。
確かにそこだけ見た人は「えっ!?」となるかもしれませんね(笑)
1MORE、激しくバトルの連携を託されたのは「Last Surprise -Scramble-」、P5S版のLast Surpriseです。
一部バトルで使用される曲ですが、アクション性にマッチしたハードロックアレンジで、こっちの方が好きまである!
曲の終わり方もバンドサウンドならではです。
おなじくバンドとの相性抜群のP4G版通常エンカウントバトル曲「Time To Make History」にバトンを渡されます。
この曲もベースが超アツい…基本チャンスエンカウントを狙っていくゲーム性で、通常エンカウントでしか聴けないのが勿体ないほど…
ハイテンションな楽曲の応酬から、ここで激推しターン!バンドメンバー紹介の演奏コーナー。
DAY1がP5版だったのに対し、DAY2はP4版、タイトルはP4バトルリザルト曲「Period」。
本当に皆さんの楽しさが伝わってきて、ニコニコしてしまいます。
表示される名前のUIもDAY2に合わせてP4使用というこだわり。
楽器も満遍なく使用されており、作品毎の個性が出ています。
後半のミニマルっぽいところは、ずっと流して聴いていたいですね。
DJタイム -二つ目の異聞録-
紹介後は前日に引き続き折り返しとなるDJ WAKAさんによるDJコーナー。
DAY1が女神異聞録だったのに対し、DAY2はペルソナ2罪・罰のラインナップで、しっかり網羅的に攻めてきています。
メドレーは、戦闘(ペルソナ2 罰)→戦闘(ペルソナ 罪)→ボス戦闘(ペルソナ2 罰)→ボス戦闘(ペルソナ2 罪)→聖槍騎士団(ペルソナ2 罪)→最終ボス戦闘(ペルソナ2 罪)→EX最終戦闘(ペルソナ2 罰)→舞耶・テーマ(ATLUS Konishi Remix)という構成。
「舞耶・テーマ(ATLUS Konishi Remix)」では小西さんが登場、ギターテクをこれでもかと披露!
DAY1同様の白熱ぶりを見せつつも、どこか切なげな印象を与えていました。
はんぁあ~
罪・罰やりたい~
陰陽の息を呑む対決!
DJタイムが終了し、小西さんがバンドメンバーに参加され「Rivers In the Desert -Scramble-」の演奏が始まる。
本楽曲もP5S版のアレンジであり、ゲーム性に合わせロックテイストに編曲されています。
同じ曲でもアレンジ次第で全然別の楽しみ方が出来るペルソナサウンドの魅力。
Lynさんが中盤サビ前に1オクターブ上げてくる等、ライブ随所での遊びがたまらないですね。
疾走するギターとド派手なスモークで演奏が終了…大きな拍手が止む間もなく、ここで一つ雰囲気がガラリと変わります。
ホール内にこだまする気だるげな声が…これはもしや…!?
「あ~あ。君達さぁ…なんでそんなに盛り上がってんの。頑張ったって無駄だって」
「さっさと諦めりゃいいってのに…ガキはこれだから、無知でウザいんだよ」
足立透(CV.真殿光昭さん)のアナウンスが号鐘となったのは「Ying Yang」。
アニメ版P4での足立戦で使用された隠れた名曲であり、インヤン=“陰陽”という意味。
それは運命に翻弄された者同士、別の道を歩んだ足立とP4HEROを表しているかのようです。
ステージには平田さん、そしてDAY2ではゲストとなるアニキがモニター前に出現。
3Dでのモーション映像も駆使し、陰陽をビジュアルとして演出。
1サビ終了後には中央ステージに足立が登場、上段からはP4HEROも出てきて足立と対峙します。
ここで足立役を演じたのは、荒垣先輩を担当する城間ツカサさん。
差し出される手を決して取ろうとはしない足立…殺陣の大立ち回りもあり…涙が。
迫真のキャラ作りと演技表現に、圧倒されましたね!
ファンは驚きを隠せなかったでしょう…
配信でも何度も見てしまうところ
細かい芝居のニュアンス等、要チェックポイントです!
しかしこの曲、ギターリフが鬼カッコイイんですよね!
もしP4のリメイクが作られるなんてことがあったら…是非起用してほしいです。
後日アニキの話で知ったのですが、ここでは声の高低で表現を変えていたそうです。
高い方がP4HERO、低い方が足立で意識されていたんだとか。
知ってから見ると、また感慨深いものがありますよね。
クライマックスも近づき、P5Sの大ボス戦曲「Counter Strike」では、3Dダンサーとして喜多川祐介(フォックスと)P5HERO(ジョーカー)が画面内に。
ここでもジャンプした3DのP5HEROがリアルの小林駿太さんに変身するという演出を使用。
非常にかっこいいんですが、個人的に原作の喜多川祐介コープで出てくる“受難のポーズ”が使われていたのは笑ってしまいました。
あと、3D制作まで担当しているエルアンドエルビクター代表取締役のEIMIさんがこんな面白ツイートをしてらっしゃいました。
ちなみに、フォックスの振り付けは祐介&陽介役のyou-Zさんがやっているのですが…
3Dのクオリティが良かったのは素晴らしいことですが、複雑な気持ちですね(笑)
アンコールからが本番!?秘蔵の新キャララッシュ
DAY2の(名目上の)ラストが始まる前に、ここでシンガーのLynさん、平田さん、ゲストのアニキが改めてステージに登壇。
MCトークと改めてのバンドメンバー紹介、二回目の集合写真撮影も実施されました。
前日の舞台裏集合写真だけで感動して泣いちゃったという平田さんの話もかわいいですね。
改めて思いますが、アニキの周囲への気配りやマイクトークには地頭の良さが出ているなと感心してしまいます。
≪ アニキ ⇒ 英語の発声 ⇒ 勘違い発生? ≫
写真撮影の際、アニキが「DAY1昨日きた人?」と問いかけた際に
「電話昨日きたひと?」に聞こえたという人が多数いたそうです。
例に漏れず僕もその一人で「電話なんかきたんだ、気合入ってるな」と思ってましたが…
よく考えたらそこまでしないよって話ですね(笑)
それぞれ感想等をうかがった後、(名目上の)最後の曲、P4EDの「Never More」が始まります。
平田さんが「次が最後の曲となります(小声で)一応ね」
と言った際は笑いが起こっていましたね!
しっとりと優しく歌い上げられる中、背景モニターにはVIP撮影時の様子がドキュメンタリー風に投影されていました。
ここまでのライブ開催への道のりが、ゲーム体験とも重なって涙が溢れてきました。
黄色い温かなペンライトの明かりが会場を包み込み…この曲は何度聴いても泣いてしまうんです。
一番泣けるまである。
ここで綺麗に終わり、というのもアリですが…そうは問屋が卸さねぇ!
鳴りやまない拍手と手拍子、熱気。
DAY2のアンコールに答えたのは、ここでも驚きのゲスト!
P4の人気キャラクターである、りせちーこと久慈川りせ(CV.釘宮理恵さん)のキュートな声が響き渡ります。
同時に中央モニターには3Dキャラのりせちーが出現し、彼女の歌「True Story」に合わせて踊り出しました。
後から現れたP4HEROと手を繋いで画面から誘い出したと思ったら…
次の瞬間、ステージ上にはなんと!“リアルりせちー”が登場!!
更には取り囲むダンサー陣が「りせちー命」と印字された特製の法被とペンライトを持ち、オタゲーを披露(笑)
演じるのは初登場のSachiさん、まごうことなく完璧にりせちーでした!
これは足立以上のサプライズだったのではないでしょうか。
りせちーマジりせちー!
思わず夢中になってしまいました!!
なんというか、二日目はアンコールからが本番みたいなところありましたね。
りせちーの大熱狂の後はLynさんへ、P5SのOPナンバー「You Are Stronger」でライブ再開。
アトラスサウンドチームの喜多條さんもバンドに加わります。
続けざまのP5DのOP「GROOVY」では小塚さんも参加、ダンサーズも再登場し次第に高まっていく会場のボルテージ。
名前に恥ずかしくないグルーヴ感を発揮し、フィニッシュを決めてくれました。
ここで交代とはならず、集ったP5&P4ダンサーズ。
本日のお礼と言わんばかりにP5HEROとP4HEROが固い握手を交わし、会場では声が上がります。
平田さんとアニキも合流し、メンバー総出でP4DよりOP曲「DANCE!」を披露、ステージ上を縦横無尽に駆け巡ります。
ここでもサプライズゲストとなる、かなみんこと真下かなみに扮し、DAY1高巻杏役の植竹奈津美さんが登場。
全体的に見ても華やかな一曲となりました。ねべし!
アニキも楽しげなこの曲の歌詞はすぐに書けたらしいですね!
MCを挟み、アンコールの折り返し、22曲目となったのはアニメ版P5のOP、ダーク&クールな「BREAK IN TO BREAK OUT」。
これは前回のペルライPSS2019でもありましたね、作風にマッチした雰囲気の名曲なんですよね。
次いで勢いよく登場したのはP4U2より皆月翔、曲は同作OPの「Break Out Of…」。
ここで皆月をやられているのは同日に熊田を演じていた石岡さん。
全く違う役柄にもビックリですが…しかし、どんだけ驚かされるねん!!
このシーンは殺陣もあり、激しすぎて石岡さんはリハの度に死にそうになっていたそうです(笑)
P4HEROと皆月、アニキと平田さん双方で煽りあう構図も視覚的に大きな見所となっています。
ここの殺陣は刀を使用した大立ち回り。
武器を使っての表現は、演出上難しいと思っていたのですが…
今回のペルライでは見事実現されています。
いつかP5チームの怪盗服での登場も期待出来るかもしれませんね。
感動のフィナーレ
終曲後、MCにて平田さんが想いを吐露された後、P4UのED曲「NOW I KNOW」へ移ります。
珠玉のバラードとなるこちらは、平田さんの特に思い入れの強い曲だそうです。
感情豊かな歌声と空気が会場を包んでいく中…
PSW2022のフィナーレを飾ったのは「星と僕らと」。
Lynさんの力強くも切ない心の叫びが、感情を揺さぶります。
オリジナルP5のED曲のこの曲は、何度聴いてもカタルシスが凄すぎて涙が溢れてきてしまいます。
ペルライの大トリは、やはりこの曲しかないと思えますね。
DAY2で舞い落ちてきたのは星型の紙吹雪、ここもP5のモチーフを彷彿とさせています。
大団円となるカーテンコールでは「星と僕らと -piano version-」をBGMに、涙ながらの挨拶。
会場は大きな拍手と感動に包まれていました。
こんなの泣かない方がおかしいですよね…
最後皆月と足立が役に合わせて早々にハケるのも細かかったです!
こうして、二日間合計5時間以上にも及んだ幕張メッセでの夢のような時間は幕を閉じました。
暗転後、最後に各ペルソナ主人公達から記念すべきアナウンスが流れます。
文字に起こして引用してみましたので、よろしければご参考ください!(下部に出典記載)
P4HERO「みんな、ここまで一緒にライブを盛り上げてくれて、本当にありがとう」P5HERO「この二日間は、本当に楽しかった。夢のような現実を過ごさせてもらった」
P3HERO「そうだね。限られた時の中だからこそ見つけられた“達成感”っていうのかな。こういうの」
天野舞耶「そうそう!達成感達成感!てことで、今夜はとっておきのカニ缶、開けちゃうんだから―!」
周防達哉「何より嬉しいのは、この気持ちをみんなで共有出来たこと。向こうにいる、彼とも」
天野舞耶「ああ、あのピアスの男の子ね。あの子、一際無口で、シャイだから」
P3HERO「彼言ってたよ。夢を掴んだ暁に、皆で会おうって」
P4HERO「夢を掴む、か…。次に会う時までに、出来ているのだろうか」
P5HERO「出来るさ。ここにいる俺たちと、みんななら」
-PSW2022 終演後のキャラクターアナウンスより-
次も必ず、会いに行きます。
それまで皆さん、この日の思い出を大切にしていきましょう!!
≪ 会場スタッフ ⇒ こっそりお願い ⇒ 優しい対応 ≫
DAY2の星型P5紙吹雪は位置の関係で拾うことが難しかったんです。
でも思い入れの強いP5、諦めきれない僕。
そこでこっそり会場スタッフにお願いしたところ…二つ返事で貰うことが出来ました。
確認するまでもなく柔軟に対応してもらえたスタッフさんに感謝!
裏方となるスタッフさんの尽力でステージは完成します。
見えない縁の下にこそ、謝辞を述べたいですね。
残念だったところ
内容について不満は一切ありませんが、残念に感じた部分についても一応正直に触れおきます。
・中央ステージの演出について
中央ステージの床もモニターになっている点は凝っていると感じました。
しかし会場の性質上、直接目視出来る位置取りになっていないため、カメラアングル頼りになってしまっているのは勿体ないな、と。
両国のような形状であれば問題ないと思うのですが…。
・会場と客席の配置について
コロナ対策として様々な点を考慮されていたとお察しします。
しかしながら客席については、幅が非常に狭く、椅子も固定され、これは完全に“密”でした。
全員が全員、細見の方ならばなんとか…と言えなくもないですが、完全に体が触れ合う位置取り。
人である以上、密集した状態でのストレスは避けられないものですが、もう少しゆとりが欲しかったのが実情です。
あとこれは致し方ないですが…高低が全くない平面だったので、僕が大きいのもあり後ろに小柄な人が来た場合は可哀そうなことになる、という点ですね。
後ろに来た方!本当に!すまないと思っている!
ペルソナ25周年と一生の思い出
ペルソナ25周年の締めくくりとなった「PERSONA SUPER LIVE P-SOUND WISH 2022 ~交差する旅路~」後編をまとめてみました。
思った以上に長文・駄文になってしまいましたが…きっと得られたものは、会場皆同じだと思っています。
ペルライ参加をずっとずっと楽しみにしつつも、コロナ禍で開催は難しいだろうと諦めかけていました。
それでも、スタッフやキャストの皆様、同志の尽力によって開催に至り、無事公演を終えられたことに全身全霊で感謝しています。
夢見ていた現地参加もVIPという形で叶い、沢山のプレゼントをいただきました。
あくまで一観客ではありますが、撮影からペルライという一大コンテンツの形成に参画出来たことを、心から誇りに思います。
PSW2022は間違いなく今年一番の思い出…
いや一生のオタカラとなりました!
改めて、ペルソナ25周年おめでとうございます!
そして素晴らしい体験をありがとうございました!
これからもペルソナワールドを盛り上げていきましょう!
夢を掴んだ暁に、皆で会おう!
Bonne soirée! ここまで読んでいただき、ありがとうございました。