【FF14】ファンフェス2024 in 東京【DAY2感想】

ゲーム

Bonsoir! 川古です。

前回「ファイナルファンタジー14ファンフェスティバル2024 in TOKYO」ということで、初日のレポートを書かせていただきました。

ということで、早速二日目についても個人的な感想を纏めてみましたので、よろしければ合わせてご覧ください!
DAY2はDAY1以上に見所満載のプログラムになっており、満足度の高い内容となっていましたね。

特に撮影禁止のプログラム中心だったため、例によって切り抜き多めですが…
詳細な内容が気になる方は、DAY2の公式配信アーカイブを是非ご覧ください!

特に「声優さんと振り返る名シーン~新生10周年スペシャル~」は有料コンテンツ級ですよ!

毎日がファンフェスティバル!!

開催日程&タイムテーブル[DAY2]
2024年1月8日(月)
・開場:08:00
・ステージ開始:10:00 ~ 終了:20:30
ーーーーーー
10:00 – 10:30 オープニング
10:30 – 12:30 直樹の部屋
13:00 – 14:00 ミラプリコレクション
14:30 – 16:30 声優さんと振り返る名シーン~新生10周年スペシャル~
18:30 – 20:00 スペシャルライブ – バンド
20:00 – 20:30 エンディング

ーーーサブステージーーー
10:30 – 17:00 麻雀大会 2024 in ファンフェスティバル

二日目は気分を変えて、水道橋西側より会場へ。しかしてまたもや風が強く快晴の様子。
一日目には見えなかったディスプレイや、フラッグも発見出来ました。

早速、ラーラーの民ことニビラーンのコスプレをした方も発見!
当個体の写真を撮らせておくれ、ということでパシャリ。

二日目もクルルさんの場内アナウンスのお出迎えがあり、オープニングは何故かセグウェイに乗って登場する吉田さん(笑)

これはFF7Rのクラウドへのオマージュでは

(現状コラボは発表されていませんが…)

まずは開発スタッフ陣の挨拶から始まりました。
パワーTシャツを着たADの横澤さんも印象的でした(野田クリスタルさん含め、ガチムチ勢率!)
また初日の振り返りやプログラム、協賛企業の紹介、会場の諸注意が行われ、各ステージプログラムへと移っていきます。

退場時、挙動が怪しくなるセグウェイ(笑)
初日の坂口さんといい、今回のファンフェスはステージトラブルに要注意…

こちら配信で見返した際、画面上では中途半端な状況でカットされていましたが、会場ではちゃんと復旧して帰っていきました(笑)
セグウェイって重量どのくらいあるんですかね…しかし配信の角度で見ると、ステージ上のバミリ(立ち位置等を示すテープ等)が色々凄いですね。
何はともあれ、DAY2の開幕です。

DAY2最初のプログラムは「直樹の部屋」からスタート!
(言ってしまえば某徹子の部屋のパクリなのですが)ファンにはお馴染みのこの企画、今回もFF14に縁のある豪華ゲストを招いて、FF14にまつわる貴重なお話の数々を聞くことが出来ました。
皆さんヒカセンですから、それはそう、なんですよ!

司会の室内さんから意気込みを聞かれた吉田さんは、「野田さんとはずっとワンピースの話にならないように気をつけたいと思います」とのこと(笑)

僕もDAY1での教訓を生かし飲食物は持参!
気持ち全裸待機で臨みました!(不審者)

普通に深イイ話!野田クリスタルさん

トップバッターはDAY1でも盛り上げてくださったマヂカルラブリー・野田クリスタルさん。
名前からしてFFに因んでそうなこの御仁、ものすごい実績は勿論のこと、ゲーム好きな芸人さんとしても有名ですよね!

お笑いそこまで詳しくないですが…

M-1王者って日本一みたいなものだよな!?

AD横澤さんに続き、本日二人目のバレルテンダー登場、だからシャツがパンパンなのよ(笑)
因みに本名:野田ヒカルさんで、FFモチーフのクリスタルを元ネタとして「野田クリスタル」と命名したそうです。

独学でプログラミングのノウハウを身に付け、ゲーム自作しちゃう時点で既に相当ですが、お話を聞いていると本当にゲームがお好きな方なんだな、と感じました。

最初にプレイしたFFナンバリングタイトルがFF3(初代ファミコン)で、幼稚園に行く前に30分だけやらせてもらってたそうです。
ゲーム一日〇時間、これはもう、どこの家でもあるしきたりでしょうか…。
更に昔のゲームは難易度ハードなものが多く、FFも例外ではない…セーブポイントが無く、攻略に時間を要するクリスタルタワーのせいで当時クリアならず、大人になってからクリアされたんだとか。
クリスタルタワーはFF生みの親の坂口さん曰く、今でも色んな人からクレームが来るそうです(笑)

そんな野田クリスタルさん、一番好きなFFタイトルは4で、死ぬほどやったそうです!
吉田さんも言っていて非常に共感しましたが「多感なタイミングでやって刺さったやつが大概自分にとっての一番」なんですよね、わかりみが深い…。

僕にとっては、これはFF9でした!

あなたはどのFFが好きですか?

お二方、アイテムの無限増殖等のやり込み要素や、開発視点の思惑について深く話し合っており、随所でゲームへの想いが垣間見れて微笑ましい。

中でも個人的に滅茶苦茶面白かったのが、PKについてのエピソード。
吉田さんが初めてプレイしたMMO、ウルティマオンラインで初めて出逢ったプレイヤーにいきなりPKされまくったそうで、英語でよく解らないからリスポーンしまくってたら当の相手から「そんなにしたら、ステータスが滅茶苦茶になってしまうぞ!」と怒られたそう(笑)

いやお前が殺してるんじゃん!という(笑)

鬼滅の刃の猗窩座みたいなことを言う!

とはいえ、それが当時のプレイヤーのゲームへの理解度やコアなスタイルを象徴していたそうで、自分も「なにくそ!自分も上手くなってやる!」というモチベーションに変わっていったとのこと。
向上心がないと、中々難しいことではありますよね。

そして盛り上がる中、教訓になるような話も飛び出しました。
かつて、しくじり先生にも出演された吉田さんですが、不調だったFF14を新生させるという挑戦に関しての話では、野田クリスタルさんに芸人としてギャグが滑ることの怖さについて質問されていました。

元々地下の芸人だった野田さんは一時期は“スベリーズハイ”なる状態で「ウケるやつはダサい」みたいな斜に構えた考えがあったそうです(笑)
現在は名誉を手にした野田さんですが、滑り芸をする人に関しては可愛さを覚えるそう。
というのも「滑るのが怖くて何もしない人」はどんどん仕事が無くなっていくし、滑りという枠でさえOA競争に打ち勝って出演している人は凄い、ということなんですよね…。

FFというより、普通に深イイ話になっている…

また、個が商品である野田クリスタルさんに対して、逆に一企業を動かす立場の吉田さんの挑戦について、リスペクトをぶつけていました。

ゴールドソーサーの実装コンテンツに関する話も興味深く、やはり継続してやられるコンテンツを生み出すのは難しいそうですが、ドマ式麻雀については、子会社のタイトーさんのノウハウがあったから容易に組み上げられたそうです。
いつか、野田さんの提案にあった、ボツになったクソゲーを集めたコーナーを野田ゲーと合わせて実装したら面白いですね!(え?)

最後にFF14のプレイ状況について聞かれた野田さん。
クリスタル通信でFF14を始めたとのことですが、オンラインゲームはハマり過ぎてしまう経験があったため、最初プレイするのが怖かったそうですが、仕事と絡めてのんびりペースで進行中。
現在は蒼天くらいで、移動中リモートプレイでやることが多いそうです。

聞きごたえのある内容が続きますが、そうしたところで終了のお時間。
それにしても、業界は違えど実力・実績のある人同士の話は面白いですね。
また思いのほか真面目に深い話も堪能させていただきました!

ところで、ゲーム作ったりプログラミングするのもそうですが、お笑いって、地頭が良くないと出来ないことだと思うんです。
きっとネタの構築だったり、数学的な感性というか、通じるものもあるのかもしれませんね。

終始笑いの絶えないセッションでした
プロ芸人のこのトーク圧は本当羨ましいですね

新米ヒカセン!藩めぐみさん

二人目のゲストは、声優の藩めぐみさん。
昨年発売され、大きな話題となったFF新作ナンバリングとなるFINAL FANTASY XVI。
そのFF16のヒロイン的キャラクター、ジル・ワーリックを演じる藩さんですが、この度の登壇については、何よりご本人が大変喜んでいました。

藩さんはFF15のイリス役なども務められてますよね

彼女は昨年2023年にヒカセンデビューし、声優として著名な方ということもあり、界隈では話題となっていました。
個人的には自キャラがララオスというのがポイント高いです、はい!

あとデコ出しスタイルで可愛い人は間違いない(格言)

素敵なおべべに加え、我らの友オルシュファンの缶バッジを身に付けて登場。
この日のために蒼天のイシュガルドをクリアして来られたそうです。イイ!
年末にはハンターハンターの放送を見ていたという吉田さんのベタ褒めから始まりますが、ハンターハンターがデビュー作、というか主人公役って半端ないですよね…凄いゲスト二連続でたまげますよ…。

FF14を始めたきっかけは、FF16発売直前生放送を見た際、出演する開発陣の素晴らしさに感銘を受けて「これはもうやるしかない!」と思ったそうです。
最初は敷居が高いと感じたそうですが、SNSで親切な先輩ヒカセンが沢山色々教えてくれて助かった、とのことでした。

若葉を見つけたら逃がすな”

我々には使命がある!

また、アナウンサーの松澤ネキこと松澤千晶さんが唯一のフレンドだったそうで、24人で参加するアライアンスレイドのクリスタルタワーへ挑戦するも、遅い時間だったということもあり、中々人が集まらず…それでも、翌日も知らないプレイヤーのために同じ人が集まってくれて感動した、等のお話がありました。世界一温かいMMO…。

若葉ヒカセンとはいえ、グルポ機能も使いこなしている様子で、クリスタルタワー攻略時に撮ったものや、松澤さんと一緒にフォトスポットへ行った際のもの等、微笑ましい写真がモニターで紹介されていました。

上記、一部で有名なハウジングエリアのゼロムス並木道で撮影したものも。
また元々特撮が好きで、2023の紅蓮祭のフェニックスヒーロースーツとコスタのフォトスポットを活かして編集までした遊び心満載の写真もありました。

タミフルマン!これは坂口博信さんがネタで作った衣装ですね。
(というかこれ、フォントがハリーポッターっぽい?)
また坂口さんからは、プレイ開始早々100万ギルを渡されたそうです。
バブル期のおじさんはすぐお小遣い渡すって、FF生みの親を弄る新生FF14生みの親吉田さん(笑)

ギル配りおじさん!

滅茶苦茶エオルゼア生活を楽しんでいる様子の藩さん、嬉しいですね。
しっかりケンタッキーコラボのエモートまでゲットしている…

そして藩さんといったらジル。
FF14とFF16との類似点だったり、新しいFFへの挑戦についても言及する藩さんと吉田さん。
(14と16は同じ第三開発事業部のタイトル)

最近の方は、それこそFF16で初めてFFに触れたという人もいるでしょうし、そこから魅力を感じて、FF14を始めるきっかけなってくれたらチームとしては嬉しいですよね。

自前のFF14と16を合わせたスクリーンショットも紹介されましたが、やはり必然似ていますね(笑)
僕もFF16はトロコンまでプレイしましたが、特にタイタンは14節ききまくってましたし、最新DLCのオメガはもうエスケープしまくりでした!
というか、ジル=シヴァのドミナントってことで、ご自身が演じる役に縁がある召喚獣なわけですから、思い入れも違ってきますよね…

続いて、藩さんから吉田さんに質問(という名のツッコミ)タイムが設けられました。
まず、マップの階層表示が解りにくく、複雑な地形だと今何処にいるのかわからないから、色合いで視覚的にわかりやすくして!という要望。
更に、新生編でアジトである砂の家へよく赴きますが、最寄りのホライゾンのエーテライトからの移動が手間で、若葉にはお金もないという困りごと。

いやはや、前回のデジタルファンフェスの時もそうでしたが、、神木君の疾風迅雷の件といい、ゲストのDPSが高い(笑)これには吉田さんも大ダメージ。

砂の家は本当あるあるですよね…しかも現在はマウントで飛行出来ますが、僕も当時は地上移動で非常にめんどくさかった…。

もしもしミンフィリアの罪は重い!

但しこれについては弁解が。
というのも「自分達のアジトの近くに誰でもワープ出来るエーテライト置く?」というもので、確かに敵がそこから押し寄せてきたら一大事だし、そうした事情を懸念して設置するのは辞めたらしいです。
まあ、これは確かに納得ですけど…。

結論としては、無料テレポチケットを配ろう!ということに(笑)
もしそうなれば、新規の方は非常に助かるでしょうね!若葉はお金がありませんから…。
加えて現状入っていない台詞に新規ボイスを入れてほしいとの意見もありましたね。

最後に、藩さんから会場と視聴者の皆さんへ向け、FF14については「新生した10年前に始めていたかった」という気持ちと「10年後のこのタイミングで出逢えて良かった」気持ちが混在していること、そしてこれからもFF14やFF16、FFの世界を楽しみましょう!というメッセージが伝えられました。

吉田さんもたじたじの様子…
FF15から続投な時点でそうですが、藩さん、スクエニがお得意先になりましたね。
14でいずれ藩さんにも…と言っていたので、きっと黄金のレガシー以降にでも新規キャストとして追加されることでしょう!

なんというか、少し反れますが、こうした信頼の積み重ねが仕事に繋がりますし、常々思っていますが、高難易度レイドの攻略とか声優の現場に似ていると感じるんですよね、個人的に。
共同作業だったり、厳しさに共通点があるというか…(諸々偉そうなことを言えない立場ですが)
藩さんもいずれバッキバキに零式とか挑んじゃったりするんでしょうか?

そんなこんなで、火力高めで華やかなステージを提供してくださった藩さんのターンが終了となりました。
画像は関係ない(ある)けど、ジルとトルガルの可愛いやーつ。
ちなみに藩さん、メインジョブは竜騎士だそうです!(※野田クリスタルさんも竜騎士)

確かにFFのイメージとして竜騎士は大きいですよね

僕らのファミ通!浜村弘一さん

三人目、しんがりを務めるのはKADOKAWAの浜村弘一さん。
今回のゲストの中で、唯一芸能関係の方ではないですが、なんとファミ通創刊から携わっている上に、eスポーツの理事までされてる!?というエンタメ会の重鎮。
吉田さんも昔アルバイトしていたおもちゃ屋さんのゲームコーナーでは、店長がファミ通における評価でゲームの仕入れ本数を変えていたほど、多大な影響があったんだとか。
今でこそネット全盛の時代、様々なメディアで気になる商品やゲームのレビューはすぐに目に入りますが、昔はそれも難しかったですからね。

大丈夫、ファミ通の攻略本だよ!

僕らも読んできた世代です

計らずも背後に移り込んだ月の監視者とシンクロ!(笑)

まず冒頭で触れられたのがプレイ状況ですが、竜騎士を使用しているらしいです。
つまり…直樹の部屋、ゲストお三方全てジョブが竜騎士!?という事実が判明。
(※後述のPRIMALSゲストのジェイソンさんもメインジョブ=竜騎士)

これは竜さん強化待ったなし!!

流石、2024年は辰年ですね(関係ない)。
ちなみに浜村さん、以前はタンクとしてナイトをされていたそうですが、ヘイト維持に苦戦したため、だったらDPSとして暴れてやろう!という心持で転職されたんだとか(笑)
竜騎士もとい、エスティニアン推しだそうです。

現在マテリアの禁断装着にハマっているそうで、自分の装備は自分で作りたい!とのことからクラフターにも精を出しているそうですが、お金の無さに嘆きの声も(所持金6000ギルとのこと)

また息子さんも一緒にやっているそうですが、息子さんよりお金が無いため資金援助を申し出られるも、親としてのプライドがそうはさせない様子…。
そこでiPhoneを欲しがっていたため、ギルを貰う代わりに…と交換条件を出すも、規約上ダメだと断られたそう(笑)これはRMTなのか!?

画像ではお茶を淹れていますが、一時期効率が良いことで有名だったギルドリーヴのコーヒークッキー納品で銭稼ぎもしていたそうで、吉田さんからはモブハンを薦められていましたね。

ガチ禁断すると結構キツイかもですが…

地図パとか、もっと金策あると思うので頑張ってほしいです!

浜村さんはFF11含め、FF14も旧版から13年やり続けており、最初のファンフェスにもゲスト出演されたそうです(知らなかった…)

FF14の魅力については、KADOKAWAではヒカセン採用を行っていたり(マジで!?)、吉田さんの知り合いにヒカセンの社長さんもおり、「世代を超えて目標に向かって楽しめる」「時には立場に関係なくタメ口で会話をしたりもする」「若い人達の感性に触れたり、学びがある」という感想を多く頂くとのことでした。

また最後に、FF14が新生するに際し、舵切りを任された吉田さんに対して、正直大丈夫なのか?と疑問を抱いていたそうです。
吉田さんご自身も、チーム内でも「あんなチャラい奴に出来るのか?」という見方もされていたとコメントがありました。

ジャラジャラしているのは個性として…

当時はもっと若く、契約社員での抜擢だったそうですしね

サービス型とコンテンツ型のゲームは異なり、オンラインゲーム作ったことない人には普通のゲーム制作は難しいし、アプリを作ってる人にコンシューマゲームを作るのも難しかったりするそうですが、そういった懸念もある中、吉田さんにはそれが出来た。
旧FF14から、全てを廃して全く新しいゲーム作った方が楽だったはずなのに、ちゃんと新生へ繋げた成果にとても関心を示していました。
大任があって、見事それに応える形になったわけですね……ただのチャラい漢じゃないのですよ!

そんな吉田さんの業績を見届けてきた浜村さんですが、毎年FF14に絡めて、タイトルへの意味を込めた日本酒を送られるそうで…2024年は黄金のレガシーに因んで、金水晶というお酒をFF14チームへ寄贈したそうです。何とも洒落た心遣いですよね!

そうしたエピソードの紹介があって、直樹の部屋、三人目のゲストのお話も締め括られました。

(その後室内さんより、ものすごい勢いで金水晶がネット検索されているとの報告が!笑)

30分のステージ演目休憩(協賛企業の商品PRタイム)の後、ゲームのPV風映像を伴って「ミラプリコレクション」が始まりました。

各種族から個性的なファッションやモチーフを感じるものまで様々。

本コーナーは、ゲーム内キャラクターのミラプリおよび、リアル参加者によるコスプレファッションショーで、ご自慢の衣装を披露していくもの。
冒頭ではPVによるミラプリの紹介がありましたが、自力でのPV作成が必須にも関わらず、ものすごい数の応募が殺到したんだとか…これに選ばれるって、最高の栄誉ですよね。

早速登場したのは司会の室内さんと、初日でも登壇されたおかずクラブのゆいPさん。

ここでなんとゆいPさん、チャイ夫人のコスプレをして登場(笑)

いやいやいや、再現度高すぎるでしょう!?

優勝です!

しかも手には、夫のチャイ・ヌズさんの手作りぬいぐるみ(あみぐるみ?)がしっかりと…
どうやら、本当は夫役を室内さんにやらせる企画があったそうですが、断固拒否したそうです(笑)

またサウンド部のチーム祖堅から、DJとして二名が派遣されてきました!

衣装もベストウェイ・バローのDJレポリット仕様…
一応主役はミラプリですが、BGM・繋ぎも秀逸で最高でしたね!

まずは流れの解説も兼ねて、DAY1で登場したピクトマンサーのモデルの晶羅さんがランウェイを周回。
続いて続々と参加者の方々も続きます。

ミソロジー・オブ・エオルゼアで人気となったデリックに、漆黒の人気キャラであるリーンにガイア。
続く水晶公も決まっていますね。

中にはNPCではなく、自キャラやゲーム内コスチュームを自作してくる方も非常に多かった印象です。
14にはミラプリし甲斐のある装備が豊富なのもいいですよね!
そしてサリャクにハルオーネ、メネフィナとリムレーン…やはり直近で話題性があったエオルゼア12神は人気の的ですね。

数人でペアと参加されている方もちらほら見かけましたが、エモい二人組として、新生のウリエンジェ&ムーンブリダさん(ご夫婦だそうです)、それにサンクレッドにリーン!これは熱い流れでしたね~。
衣装は勿論、武器のクオリティも一級です。

人気キャラもそうですが、珍キャラ参加枠もお楽しみの一つ。
忍者のジョブクエストで異彩を放っているカラスに、会場で写真を撮らせていただいたニビラーンの方もご出演されていました(笑)
ちゃんとキャラのポージングなのですが、図らずもHG的な構図になっていますね…フォーー!!
それにしてもカラスとは、イイチョイスしてますね…。

なんとチャイ夫人も登場!ゆいPさんとの2ショット!?
ここ数年で激太りしたため今回の出演で禊としたいそうです!(笑)

いやはや、リアルルガディンとかもそうですが…
肉体を活かす方向だと、逆にチャイ夫人のコスプレ出来るってレベル高いですよね。

フォールガイズコラボで実装されたジェリービーンズパーカーを着用したお二人は、なんと親子で楽しんでいるそうです。
ご夫婦で出演されていた方もいましたが、こうした背景も素敵ですよね。
エモートもバッチリ!ビクトリー!

古代人、アシエンも人気のカテゴリでした。ラハく…ラハブレアもシブいですね~。

些か凶暴だ!

ルヴェユール家も微笑ましい…(パッパはお仕事中でしょうか)
また漆黒のリーン&ガイア、というか特にガイアの人気の高さが窺えましたね。

ガイアは何といっても、あの野村哲也さんデザインのキャラですから、衣装映えするのは必定!
個人的にはリーン派ですが、肩出しスタイルもふつくしいですよね。
(僕はゲーム内衣装、武器セットも買いましたが、欲を言えば染色出来ればもっと良かったですね)

絶望するメーティオンは意外にも見かけたのはお一人だけでしたが、イイ表情してますね(笑)
ニーアのコラボ衣装は依然人気のミラプリの一つですし、何にでも合わせやすい。
そういえばヴィエラで参加する方も多かった印象ですね。プルヤッハ!(違う)

ゼロもタイムリーで、非常に人気でした。
というかゼロのコスプレをする方は、特に衣装や武器である鎌への拘りが垣間見えましたね。
帽子を下げる所作やクールな佇まいなど、役柄への意識も感じられました。

ツユとゴウセツ…これまた紅蓮のエモい組み合わせ…おじいちゃん団子喉つまらせますよ!?
シンプルな着物姿ではありますが、話を知っていればこそ浮かぶ情景が涙腺を刺激する!

ツユの人、綺麗じゃないです!?

…とぅんく!!(エスプリが溜まった音)

ラストのこれは、計ったのでしょうか…とんでもないクオリティのエメトセルクとグ・ラハ。
ミラプリの仕上がりもそうですが、研究された動線、完全に芝居しにかかってますね…キャラ愛の深さが滲み出ています。

一時間があっという間で、皆さん素敵で愛のあるミラプリの数々を堪能させていただきました!
身の上は人それぞれでしょうが、大抵の方は東京ドームのランウェイを歩くなんて機会、生涯通しても二度とない機会だったんじゃないでしょうか。
ちょっと羨ましいですね…。

ゆいPさんは次回のミラプリコレクションがあれば、やりたいモデルが既に決まっているそうですので、是非次も開催してほしいです(その時は室内さんも一緒に!)

DAY2のプログラムも折り返しとなり、お待ちかねの「声優さんと振り返る名シーン~新生10周年スペシャル~」の時間がやってまいりました。
司会は室内さん、吉田さんのお二方。

そして気になる今回のゲストは、暁の血盟メインキャラをほぼ網羅したこちらの方々。

これは、過去一豪華なのではないでしょうか!
これまでのイベント等でも顔出しされていない方も多く、新生10周年だからこそ集った面々。
リアルにはスケジュールの関係が大きいですが…また立花さんはPLLの麻雀常連みたくなっていますが、意外にもファンフェス出演は初なのだそう(カラオケで大活躍してましたけど!)

まずは東京ドームに到着したメンバーが現地の様子について触れる、台詞の掛け合いからスタート。
リアルとファンタジーが融合した、ちょっとした異世界系でコミカルなやりとりに笑いが溢れつつも、出演者が順番にランウェイからやってきました。

暁の一推し、我らが中村の兄ィ!いつも通りな感じで登場。
超絶個人的には、声優として尊敬しているお一人なのですが…わしゃがなTVとかでよく拝見するので、何故か親しみが(笑)

ヤ・シュトラのママァ!茅野さんは本当、スケジュール的にいつも厳しいのか、FF14関連でお見かけした経験がないんですよね。
魔女マトーヤの黒衣に合わせた大人っぽい装いが素敵ですね。

後半のエピソードから一気に魅力が増したウリエンジェ。
デジタルファンフェスで内田さんや高橋さんとも共演してましたが、KENNさんキメッキメですね(笑)

さっきぶりな感じの立花さん。一応暁でも主人公ポジションなだけあって、色々美味しいですね。
エンタープライズ、発信!的なポーズもされていました(笑)

勿論この流れで来るのは、妹アリゼー役の村川さん。
アリゼーが結構ツンデレでキツいこと言ったりもするので、ご本人の可愛らしさとのギャップがまたコアな層にウケそうですね!(※アリゼーが可愛くないとは言っていない!)

続きますは、タタルさん同様チャーミングな伊瀬さん。
ナナモ様等も兼ね役されていたり、活躍ぶりはすごいのですがFF14関連イベントではレアな印象。
ちょっと専門的ですが、声のマイク乗りすごいですよね!

話題の竜騎士、戦闘民族代表のエスティニアン役、浜田さん!
最近はネタキャラ的な愛らしさもありつつ、ご本人のいぶし銀な雰囲気がとても素敵ですよね。

ガンダムの主役を演じられていたり、活躍めざましい市ノ瀬さん。
透き通った純真さ漂う声は、リーンに相応しく、漆黒では沢山の感動を頂きました。

何やら動きが忙しい方が(笑)
グ・ラハ同様人気なイケメン、内田さんも、終始素敵な笑顔でランウェイを飾ります。

コラボのプラネタリウムでもナレーションも担当されていますね
是非うかがいたい!

ここで一旦区切られ、既に泣きそうな司会のお二人(笑)
ですが、そこで暁月のキーパーソン、ヴェーネスの独白が…

最後に集ったのは、今回の大物ゲストと言っていいでしょう。
井上喜久子さんがFlow TogetherをBGMにやってきました!

聞いて、感じて、考えて!

ここで本プログラム出演の皆様が集結完了。

また先ほどの掛け合いは生台詞だそうで、その点についても感動されてましたね!
このライブ感ですよね~(個人的に市ノ瀬さんと中村さんが隣席なのが熱い)

ここで、現地にはスケジュールの関係で来られませんでしたが、ファンフェス会場の案内でも登場したクルルさん役の南條愛乃さんの挨拶台詞が流されます。
一応ピクトマンサーの特訓で来られなかったていだそうです(笑)超える力ですね!

そしてメインとなる名シーンの生アテレコ(新生エオルゼア~漆黒のヴィランズPartと、暁月のフィナーレPart)、および書下ろしのナレーション朗読が披露されます。

内田さんや立花さんも明るいトークで盛り上げますが、流石に東京ドームでの朗読は緊張しますよね…とちらない役者力が試されます!

冒頭は新生~蒼天のシリアスなシーン。
暁が散り散りになり、無力さに打ちひしがれるアルフィノ。
タタルさんの訴求で既に涙腺にきますが、この辺りからのアルフィノの成長が大変見所になっているんですよね。

紅蓮で思いを語るエスティアン、かっこいいですね~。
蒼天の竜詩戦争、彼とニーズヘッグとのしがらみを知ると、殊更胸が痛みますね。

矢継ぎ早にこれはマズいですって!(泣)
ここのサンクレッドの台詞、滅茶苦茶好きなんですよね…胸熱過ぎる…。
またリーンを守るためにガンブレイカーになった経緯も考えると、心がボーライドしてしまいますね!

この辺の若干わちゃわちゃ感は、マイクの入れ替わりもあって現場ライクな雰囲気があります。
てかウリエンジェいないんかーい(笑)

水晶公のモノローグに、漆黒ラストの質問を投げかける少年の台詞。
この少年、伊瀬さんが担当されていたことに驚きの声があがっていましたが、暁の血盟の顔役である受付のタタルさんのように、物語の始まりと終わりをイメージして、タタル役の伊瀬さんを起用したんだとか…なんという粋な計らい!

この辺りは別れのシーン連続で辛い…ルナルの対話では、ヤ・シュトラの優しさ、包容力を感じますね。ヤ・シュトラのようなクールさを保つ役柄って、感情の機微だったり、扱いがすごい大変なはずなのですが、流石茅野さんですよね。

別れの切なさと、気丈に振る舞おうとする心が推し引きする芝居が素敵なところ…。
漆黒は独特のダークさ、他の拡張とは一風変わった魅力が詰まっていて、ズルいなあと思います。
いやしかし、これは拍手喝采です!
司会のお二人も椅子から直立せざるをえない様子(笑)

ここで出演者へ、お気に入りのシーンについて問う吉田さん。
これに対し、10年分の歴史があるから…と同じく意気揚々と直立せざるをえない元気な内田さん。

そこに「お前10年分の歴史ないじゃん」と中村さんからツッコミが(笑)
確かにグ・ラハ自身は暁としても新参で、前半ほぼ台詞なしですから…。
それにしても、2024年1月時点で同じ事務所ということもあり、仲がいいですね。

いきなりコント始まっちゃった!(笑)

中村さんとしても、旧版のバトルボイスから参加していますが、本当にあっという間だったとのこと。
メイン出演キャラクターのサンクレッドもジョブや衣装の変遷が色々ですからね…
FF14の顔的なイメージがあるヤ・シュトラ(ディシディアFFの選出キャラですし)も、当初は木の枝を持っていたため、茅野さんも何故木の枝を持っているのか疑問に思っていたそう。

漆黒で大活躍のサンクレッドですが、新生時代にはいきなり台詞が無くなる&登場しなくなることについても触れて(弄って)いましたね(笑)
とはいえ真面目な話として、漆黒ではリーンが関わってくることで、彼自身としての想いや考えを言葉にする機会が増えて、演じていて楽しかったそうです。

吉田さんも、キャラクターが増えていく中で、個々にスポットを当てて描くことが難しかったため漆黒ではそうした機会が設けられて嬉しいと語っていました。
同じく、後半から赴きが少々変わったウリエンジェを演じられてるKENNさんも、最初は何を言っているか解らないようなキャラで理解するのに時間がかかったとのこと。
でも話が進むにつて、人としての厚みを感じられて今はとてもしっくりきているんだとか…ウリエンジェも結構印象が変わる役で、縁の下の力持ちとしてかなり重要な役どころですよね。

吉田さんも個人的な好きなキャラだそうですが、それにしては先般のアテレコで1行しか台詞がなかったよ?というツッコミも(笑)
その他にも兼ね役をされているKENNさんですが(FF14は結構兼ね役多いんです)、伊瀬の漆黒最後の少年にも話が及び、やはり会場の皆さん含め驚きがあったようです。

開発にも一定数のファンがいるというエスティニアン。
担当する浜田さんは、最初配役された時「わーい竜騎士だー」くらいの気持ちだったそうです(笑)
しかしキャラや舞台の背景、バックボーンを知っていくと重く、深みのあるものだと解り…
また復讐に捉われていた彼も戦いの中で、悲しみを背負っていたのが自身だけではないことを知って、自分なりの悲劇の終わらせ方を意識して演じられてきたそうです。
役への向き合い方もそうですが、声の活かし方が本当に上手ですよね。

冒頭で演じられたアルフィノ役の立花さんは、先のアテレコ担当シーンについて「あ、イキッたアルフィノのところなんだ」と言って笑いを誘いました。
同時に「勢いと若さだけで突っ走ってきた彼が、キャラが崩れてもいいからドン底まで落ち込んだ彼を演じてほしい」と演出された時の思い出と役作りについて語ってくださりました。

対を成す妹のアリゼーについても、演じられた村川さんは演出から「あなたは、最初は、嫌われちゃうよ!?」と言われたそうです(笑)
どういうこと!?と思いますが、言わんとするところは解るといいますか…
というのも、彼女は所謂ツンデレキャラなので、最初はの内は当たりがキツい台詞や描写が中心で、印象があまりよくないんですよね…。

村川さんのトークや表現が独特でした

ドアバタンみたいな、て(笑)

キャラの台詞自体も、昔は少なかったものが増えていって大変という話になり、吉田さんから「依頼が多かったものが少なくなるよりは…」と、お金の話もチラつきます(笑)
井上さんから「好感度も低いところから上がる方がいいよね」というのほほんとした発言もありつつ、和やかな雰囲気に。

難しい役どころのリーンを務めた市ノ瀬さん。
最初演じたのがデビュー2年目くらいで「120%でぶつかるくらいしか出来なかったので、解らないなりの演技が初々しさに繋がっていればいい」という風に当時を振り返っていました。

吉田さんからはそうは思えなかったと言われていましたし、また感動的なアテレコについて「そりゃあオーディション受かるわ」というコメントがあったと、井上さんや一同からベタ褒めされていました。
いや~、リーン素敵ですよね。

そういえば、司会のお二人も話の振り方が上手いなと感じました!

それにしても新生10年の歴史を持つとはいえ、収録自体は皆さんゲームスタイルでお一人での収録のため、こうした場での掛け合いは初めてと吉田さんも感慨深そうでした。
そうしたところで、暁月のフィナーレ編へと繋げられ、こちらでは市ノ瀬さんがナレーションを担当となりました。

後述しますが、長尺台詞のあるヴェーネスのシーンを井上さんが熱演。

すれ違っていたアルフィノとアリゼーが心を通わせ、成長を感じさせるシーン。
リリース前は双子ということもあり、FF4のパロムポロムのような某結末を迎えてしまうんじゃないかと話題になりましたよね。

人のために生み出されたレポリットの優しさに寄り添うウリエンジェも完璧でしたし、水晶公の面影が発露したシーンの再現は、プレイの記憶が想起され、強く胸を打たれました。

ソロバンは知っていましたが、浜田さんがシカルドの兼ね役をされていたのはビックリでしたね…。

井上さんのヴェーネスとの演じ分けも絶妙でしたし、最後のタタルさんのシーンもイイ演出でした!

暁月編のアテレコが終了し、インタビューを受けるヴェーネス・ハイデリン役の井上さん。
役としては非常に難しく、またこれまでにも触れられてきましたが、ヴェーネスの長台詞の収録エピソードとして、全て録り終えた後に「もう一度録らせてください」とお願いしたそうです…なんという執念!
しかし「声優業界として養成所時代から、リテイクを演者からお願いするのはNG」と教わってきているため、本当に申し訳なかったと思いを吐露。

対して、吉田さんは「旧版から13年の一つのフィナーレに繋がる重要な役として、そこまでして演じていただける事に関心と感謝しかなかった」と返します。

これはどちらの言い分も解ります…

しかし情熱へのリスペクトしかない

FF14のビジュアルイメージも強く、長らく参加されているヤ・シュトラ役の茅野さんも、当時はデビュー間もない頃で、猫耳のキャラから可愛らしい感じをイメージするも「もっと低い声でお願いします」とオーダーされ、やったこともない役に戸惑ったんだとか…。

またヤ・シュトラのママみというかバブみというか(笑)、いつの間にか追随してきた母性の部分に関しては、元の頼れるキャラクターからヒカセン側がいつしかイメージを膨らませ、それを見た開発が合わせて作りあげたところがあるそうです。
面白い相乗効果ではありますが、茅野さん的にはやや困惑していた様子。

トゥルルル、アワワ~!

アテレコで兼ね役となるシカルドやソロバンを演じた浜田さんと中村さん。
FF14における兼ね役に関しては、常に驚きの声があります。

シカルドについては本当、僕も最初他の方をイメージしていましたね…。
スタッフ・キャストって、各拡張最後のエンドロールにしか流れなかったりするので、確認出来るのはリリースからそれなりの年月を要するし、探す楽しみもあると中村さん、KENNさんも仰っていました。
ギネスに乗るくらいの長尺エンドロールでもありますし、表記も英語だったり、加えて海外キャストもいるので、探すのが大変だったり…。

ここで内田さんから「我々の声でプレイキャラのボイスとかは付けないんですか?」という提案が!

すかさず中村さんや皆さんから「お前がやりたいだけでしょ」というツッコミ(笑)
楽しそうですね~、吉田さんもこれには「お高いんでしょう~?」という返しで応戦。

更に茅野さんから唐突に「思ったんですけど、FF14の主人公、中村さんに似てません?」という、ヒカセンとしても既知の疑問が!!

はい、似ていますよ(笑)
そしてFF16関連でも色々とあって、登場キャラであるオーディンのドミナント、バルナバスに似ていると発売前から話題になっていた中村さん。井上さんからは「中ちゃん(中村さん)、FF16に出てるんだね、顔出しで」とも言われたそうで…。

それもそのはず、普通に龍が如くのモデリングレベルで似ていますよね。
会場もこの話題には拍手喝采でした。

バルナバスはガチ!

中村さん自身は別役で、バハムートのドミナントであるディオンを演じられており、バルナバスは違う方が担当されているのですが、正直ややこしさはありました(笑)
この理由について吉田さんは「2014年くらいから開発を進めていく中で、バルナバスのキャライメージに中村さんの人生経験の方が寄っていった」と回答。
対して中村さんは「裸で女の人に怒られること無いですよ」とコメントし、笑いに包まれる一同。
この辺りのくだりは、僕も詳細を知っているだけに爆笑しましたね!

キャラのボイス依頼については、各々が肯定的な反応は見せていましたが、井上さんがつい「サービスでやります」と言ってしまったが故に場は大荒れ(笑)
これは各事務所に怒られる奴だと、流石の井上さんも焦っておられました。

それでも、吉田さんは前向きに検討させてもらうとのことでしたので、いつかキャスト陣のボイスがプレイアブルだったりで追加されるかもしれませんね!

ドマ式麻雀然り「言えば叶う、言ったもん勝ち」と前例を示す立花さん。
そこで実装された場合、提案者の内田さんは何をやりたいのかと問われると「漆黒の時にリーンに蹴られたいと思っていたので、市ノ瀬さんのボイスで…」と、蹴る感じのボイスを希望しつつ、自分はやらないんかいと総ツッコミ!
性癖だけ投下されていました!(笑)

ボイスの方向性についての談義では、旧版でバトルボイスを担当されていた中村さん曰く「世界共通だから何の言葉に聞こえてもダメ」とのことでした。
掛け声の場合は「お~い!」ではなく「んぉ~!」みたいな…成程、得心です。

モンハンとかも同じ傾向ですよね

井上さんは「ピカチュウみたいなこと?」と仰っていました。例え(笑)
因みに吉田さんのボイスも入れないのかという配信コメントがあり、これに絡めて内田さんは「10回に1回くらい白虎戦の歌が吉田さんに変わる」と素敵仕様を提示。
これは激しく同意!会場からも拍手が上がっていましたが、我々は作る側なので、と吉田さんは否定的でしたね…。

但し、KENNさんの要望に対し、イベントの朗読劇くらいなら頑張るとも言っていたので、異邦の詩人(作中の吉田さんを模したと思われるNPC)としての登場も、期待していいかもしれませんね!

盛り上がってきた中で名残惜しいですが、終了のお時間が迫ってきており、ここからは締めの挨拶へ。

KENNさんは配役当初スタッフから「10年続けていきたいけど、10年声優続けられますか?」と聞かれたことが記憶に残っており、これから先も(ウリエンジェよろしく)水上歩行術を極めていきましょう!と、そして浜田さんは本イベントへの感謝と、これからも一緒に楽しんでいきたいという思いを語られました。

立花さんは、スケジュールの関係で初ファンフェス参加となりましたが、10周年の節目に呼んでいただけたこととドマ式麻雀の番組も頑張りたい気持ちであると、そして村川さんは特徴的な身振り手振りと合わせて、10年、20年、100年(増えてる 笑)とこれからも冒険を楽しみましょうと伝えられました。

続く内田さんは、村川さんの挨拶を受けて開口一番「どこからアリゼー生まれてきてるのかすげえ気になる」とのツッコミ!

それは同意です(笑)

ギャップがすごいですよね!

さておき、ご自身の声優人生と新生FF14の10周年を掛け合わせ、会場や配信、世界中の皆さんと思いを共有出来ていることの喜びを綴られました。

そして井上さんの順番が回ってきたところで…「いつものアレ、いいでしょうか」と(笑)
この流れは!!何の事か解らない方も準備をということで、まさかまさか、東京ドームで恒例の儀式をすることに!

お手を拝借的なノリで、壇上の出演者の皆さんも一緒に…
「井上喜久子、17歳です」
「おいおい!!」

おいおい!!

一緒に突っ込まさせていただきました!
17歳は年齢じゃないの。生き様なの。」との名言も飛び出す!17歳教教祖様の重みがある!!
それとアテレコの際、アクシデントでハイデリンの台詞を飛ばしてしまったことについて謝られ、ここで抜けた行の再チャレンジをしたいとの申告があり、会場から拍手が上がりました。

流石の切り替えの早さ!!ジェットコースターのような勢いと落差が凄い!!何この一連!!
そして後ろで女神の信託を受けるかのようなKENNさんの表情は一体(笑)
(ここで現場リテイクNG話の伏線も回収する大ベテラン!)
流れがはちゃめちゃ過ぎましたが、末永くFF14を楽しんでほしいとのことでした!

次の茅野さんは「元気ですかー?元気があれば何でも出来る」と、プロレスネタをぶっこんできた後(東京ドームなので、さもありなんですけど!)、アフレコでも演じたシーンにも登場したルナルが好きなので、また再開出来るよう、これからも一緒に冒険を続けてほしいと言葉を紡がれました。
別役でナナモ様も担当する伊瀬さんは、まずタタルの声で可愛らしい台詞を発した後、FFでは13-2から演じているため、声優人生の歴史としても大切な作品であり、沢山の皆さんと楽しい時間を過ごせて幸せとのことでした。

リーン役市ノ瀬さんは、兄が元々FFシリーズが好きでプレイをずっと見ていたそうですが、こうしてキャストとして東京ドームの大舞台に立てたことが奇跡のようであり、また熱量あるキャスト陣に囲まれて演じられたことへの喜びを表現されていました。

ヒカセンのおかげで10年の節目を迎えられたという中村さん。
井上喜久子さん以外は皆歳をとる、とジョークもかましつつ、井上さん以外はこのまま、その他は頑張りつつ、また10年後もお会いしましょうと、しんがりとしての挨拶を締め括りました!

これにて「声優さんと振り返る名シーン~新生10周年スペシャル~」のステージが終了。
出演者の皆様、楽しいお時間をありがとうございました!そしてお疲れ様でした!
引き続き、FF14をよろしくお願いします!(僕も端役で出たい…)

DAY1に引き続き、サブステージではドマ式麻雀大会が開かれていましたが、DAY2はドラクエXの元プロデューサーでもある、よーすぴこと齋藤陽介さんが優勝!
ご褒美としてカラオケ歌唱権を手に入れたのですが…何故か成り行きというか、運命的というか、吉田さんもステージに上がることに(笑)

曲目は、桑田佳祐&Mr.Childrenの「奇跡の地球」をデュエット。
僕は自由時間を使おうと席を立っていたので、慌ててステージへ注目しました。

いや、草(笑)
いきなり話を振られた吉田さんは最初不服そうでしたが、ちゃんと最後まで歌い上げてくれました。東京ドームで熱唱するスクエニの偉い人達。
ちゃば…素敵なショーをありがとうございました!

この辺りでライブまでに二時間程時間があったため、会場を散策して周りました。
僕は行けなかったのですが、野球に因んで本格的なストラックアウト(ストラックアティン)やバッティング(竜の眼バッティングチャレンジ)等もあったようです。

自分の写真をあげるのが苦手なので撮っていませんが、フォトスポットも充実!

ドーム内であったアクティビティの他にも、コンコースでの展示やイベントも開催されていました。

新作商品、マイスタークオリティのハイデリン&ゾディアークのフィギュア、限定のエモートが付属するから欲しい…高い…欲しい…。
関係各位から贈られたフラワースタンドも一角に見受けられました。

花は有志のヒカセンからも贈られていた様子でした。
本イベントとは関係ないですが、ペルソナのペルライの頃なんかは、コロナ禍のご時世的に個人的に花を直接贈ることすら出来なかったんですが、大分世の中も様変わりしてきましたね。

ニーアのはこれ…
内容知らない人が見たら不謹慎だと思われそう(笑)

中でも各DC用の寄せ書き板は胸が熱かったですね~。

日本ファンフェスとはいえ、ちゃんと海外DCの枠も用意されていて、皆さんの想いがビッシリと書き込まれていました!(僕もこっそり書き込んできました)

あと外野側には公式のコスプレ衣装、更には過去のファンフェスやPLLで着用されたジョブ衣装、ネタ着ぐるみなど、思わずにやけてしまう数々の珍外套が飾られていました。

各種族の初期装備は、過去のFF周年イベントで公式のレイヤーさんが着ていたのを見た気がします。
ララフェルとか小柄じゃないと様になりませんし、難しそうですね。

リーパーかっこいい…いや、50歳でこれを普通に着れちゃう吉田さん十分すごいですよ…
ピクトマンサーも…きっと…いつか…いえ、はい(笑)

右から順に見ていくと、ん?というものが混ざり始め…(笑)

記憶に新しいモルディオンウェイ(笑)なんやねん、その指…
なんというか、最近のドラゴンボールみないですか?これ。
これ実際着用してたっていうんですから、面白いですよね。そして…

早速坂口さんカッパ!いる!!(笑)
これ中に入ってない…ですよね…表情が読めない……。

と展示物も数多くあり楽しめたのですが、それ以外にもリアル謎解きゲームの「アジムステップを駆ける星」にもチャレンジしたのですが、かなり本格的どうしても時間が足らず断念!
謎解きゲームとしてかなり完成度高かったので、時間の制約が大きいファンフェス以外の機会にでも、また色々やってほしいですね!

ついにやってきました、ファンフェス2024のラストを飾るのは、THE PRIMALSのスペシャルライブパフォーマンス!

僕自身、生で拝見するのは2019に続き二度目になりますが、ソロ参加でもテンション爆上がりだったのでとにかく楽しみにしておりました!(当日のセットリストは以下)

【セットリスト】
01. ローカス ~機工城アレキサンダー:起動編~
02. 忘却の彼方 ~蛮神シヴァ討滅戦~
03. Scream ~万魔殿パンデモニウム:煉獄編~
04. White Stone Black ~万魔殿パンデモニウム:煉獄編~
05. 月満ちる夜 ~喜びの神域 エウプロシュネ~
06. To the Edge
07. Close in the Distance
08. Flow Together
09. Endwalker – Footfalls
10. 天つ風 ~白虎征魂戦~
11. ロングフォール ~異界遺構 シルクス・ツイニング~
12. 此処に獅子あり ~万魔殿パンデモニウム:辺獄編~
13. メタル:ブルートジャスティスモード ~機工城アレキサンダー:律動編~
14. ライズ ~機工城アレキサンダー:天動編~
15. エスケープ ~次元の狭間オメガ:アルファ編~

ピアノライブ同様、有料配信で撮影禁止ということもあり、切り抜きや写真はありませんが、東京ドームの会場全体が熱気と興奮、ド派手な演出に包まれて大盛り上がりでしたね!
(ペンライトは公式グッズのものが売り切れだったため持参しました)

まずはライブを楽しむに当たってのアドバイスを、望月さん&林さん、通称もやしのお二人が解説してくださいました。

懐かしい…2019の時の記憶が蘇りますね…。
この辺りの空気の温め方・纏め方は上手いなあと感心しましたし、普通のライブだと中々ないパフォーマンスですよね。
ライブに初参加の人も安心して楽しんでいける仕組みだと思いました。

お二人のMCで気持ちが高まったところで、本番がスタート!
まず出だしはローカス、お馴染みアレキからの一曲ですね。
裏打ちのリズムでボルテージが上がっていく感覚が心地よい…。
続く忘却の彼方では、シヴァの絶氷の輝きの如く一面が青一色に。
ゲームの進行状況的にも、会場で聴いていた直樹の部屋ゲストの藩さんもSNSで絶賛していました。
長きに渡って愛される、クールでホットなアップチューンですね!もうずっとカッコイイ。

ダイヤモンドダストの「コツーン…バキャリメリメリ!」

たまらんですよね~!

三曲目のScreamはパンデモニウム煉獄編でお世話になった(?)曲。
(ここだけの話Bメロあたりのフレーズがペルソナ4の「Signs Of Love」にそっくりな気が…)
必然、ペンライトも毒々しい緑の配色になりますよね(笑)
White Stone Blackは今回、個人的に一番聴きたかった曲かもしれません。
煉獄編四層後半、零式をやらないと聞けない本楽曲ですが、異質な高揚感と攻略時の思い出も相まって、初生演奏を全身で浴びれて感動しましたね!

月満ちる夜はメネフィナ様のイメージもあって、本来可愛らしい曲ですが、おじさん達のシャウトが心地よいアレンジになっていて、ライブだとなお楽しめるナンバーに仕上がってます。MVがまた面白いんですよね(笑)
ヴァイオリンの超絶演奏もお見事でした!

To the Edgeからは、ゲストのジェイソンさんが熱唱。
次のClose in the Distanceにも繋がれ、迫力も倍増しました。
Close in the DistanceのMVもカッコイイんですよね…走っていくリアルヒカセンがアバターに変身していくやつ、エモすぎます!

ライブも中盤となり、DAY1でも登場したスペシャルゲスト二人目のアマンダさんも登場。
Flow Togetherから、なんとゲストお二方同時参加のEndwalker – Footfallsが披露されました!
この豪華出演が叶ったEndwalker、祖堅さん曰く、恐らく最初で最後の夢のステージとのことでした…。
暁月のフィナーレのオープニングとなるこの曲、一体ヒカセンはどれだけ聴いてきたことでしょう。
(発売前は「早くオールドシャーレアンに行きたい!」と散々思わされたものです)

更にゲストのMCではジェイソンさんが「会場で竜騎士使ってる人?」アマンダさんが倣って「吟遊詩人使ってる人?」と質問を投げかけるシーンもあり、沸いていましたね!
こうした、年代や立場等の垣根を超えて、同じヒカセンとして思いを共有出来るやり取りは粋です。

そしてここでとんでもサプライズその①。
演奏されたのは、天つ風…そう、白虎といえば大物演歌歌手。
大物演歌歌手といえば…豪奢な着物を纏った吉田さんの登場です(笑)
これには喝采があがりましたよ!
2019の折には人力車で登場し話題をさらっていきましたが、まさか2024でも再来するとは…!!
ファンサービス熱すぎません!?

これに留まらずサプライズその②。
そのままの流れでロングフォール(件のツイニングダンス)でスクエニおじさんズ四名再来!
デジタルファンフェスで大きな話題を呼んでいましたが、まさか生で見れるとは!!

これゲーム内エモート駆使して踊りきるのも凄いんですが、
やってる方普通の会社員ですからね…(笑)

楽曲自体、漆黒で登場した当初からめっちゃ好きだったんですが、もはやネタのイメージに上書きされてしまって…(因みにダンスは週2で3時間、3ヶ月程練習してたらしいです 笑)

此処に獅子ありではコージのメロウなシャウトが炸裂し、メタル:ブルートジャスティスモードでここにきてテンションをブチ上げにきました。
そしてライズでは時間停止ギミックに成功!2019の時はまだ塩梅を解っておらず「あ、ここであのギミックに合わせて止まるのか!」と、遅れをとりましたが、今回は完璧でしたね!
大トリはオメガを象徴とするエスケープで締め括られ、感動のフィナーレを迎えました。

最後アンコールをかけたのですが、早々に室内さんが登壇してきてそのままエンディングになってしまったのは、演出として少しだけ惜しかったですね。

諸々時間が押していたのでしょう…
とはいえ、最高のライブ体験でした!

ライブの興奮冷めやらぬ中、エンディングへ。
開発陣の挨拶が始まり、中には涙ぐんで話が止まってしまい、応援の声が上がる場面も…。
毎度のことですが、ファンフェスのエンディングは絶対涙出てくるんですよね。
あくまで参加者ではありますが、ヒカセンが一同となって初めて完成したこの晴れ舞台ですから、感動しない方が無理という話です…。

こうしてFF14ファンフェス2024 in 東京、二日間の幕が下りました。
ラストは金テープがド派手に打ち上げられたんですが、アリーナ席周辺までしか届かず、僕は手に入れられませんでしたね…。

中にはテープを配っていた人もいたそうで、羨ましい!
金テープ欲しかったなぁ…ファンフェス2019の銀テープは手に入れたのだけれども。
思えば、2019の銀テープに冗談めかして書かれていた東京ドーム開催の夢が現実となったんですよね…関係各位、ヒカセンのデュナミスの力はリミットブレイクですね!

最後に、もう一つサプライズが。
皆さんが退場した後、吉田さんがおもむろに「一回マイク切ってもらっていいですか?」と技術班に問いかけます。

そして客席に向かって大きな声で「ありがとうございましたー!!!!」と、広大な東京ドームで、肉声でお礼の言葉を届けてくれました!!なんと!!!
そんなことされたら泣いてしまうぞ!!吉田!!!
その気持ちは我々ヒカセンこそが一様に持ち合わせるものなのです。

本当に、素晴らしい作品を提供していただきありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうだ!!
最高の二日間に感謝、そしてこれからも、もっとFF14を盛り上げていきたい。

次なる10年も、その先も、一緒に楽しみましょう!

トラル大陸への夢をグリーナーズリュックに詰め込んで!
また逢いましょう、それでは!

Bonne soirée! ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

切り抜き=© SQUARE ENIX、LOGO ILLUSTRATION:© YOSHITAKA AMANO

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